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2008年08月13日

秩父札所めぐり 4

(以下 著者のご好意で「俳句で綴る秩父札所めぐり」より転載させていただいております。 原文は縦書き)




五月十一日(火)晴 八番・西善寺(さいぜんじ)〜十七番・定林寺(じょうりんじ)

                         
                              武甲山を友に

 どこまでも澄み切った空のもと、八番→六番→七番→九番→十八

番→十七番と進んだ。

 横瀬下車。八番札所まで急な坂を三十分歩き山門に辿りつくと、

時計は既に十時をまわっていた。

 樹齢五〇〇から六〇〇年と云われる天然記念物のモミジが見事に

枝を広げ迎え入れてくれる。六番へは西武鉄道を横切って歩くこと

一時間、秩父はどこを歩いていても目印になる武甲山が目の前に迫

ってくる。美しい景色を眺めるだけでも心すがしく安らかさを覚える


 七番札所は、五分ほどの距離にある札所一番の本堂。威圧される。

次の九番札所へは十五分ほどで到着。朱塗りの六角堂が目に入る。

 此処から十八番までは電車で移動し、次に十七番を前にして時間

切れで御朱印を受けられなかったので再度詣でる。今日は楽な日程

で秩父駅を四時五十三分に発つ。





    山肌を見せて武甲は五月晴


    秩父路は武甲を友に歩きたり


    五百年経し西善寺の大紅葉


    万緑に端然とあり武甲山



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ラベル:秩父 札所
posted by りらくん at 11:20| Comment(0) | お寺を訪ねる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月08日

〜 六波羅蜜の話 9 〜

六波羅蜜(ろっぱらみつ)とは、布施(ふせ)持戒(じかい)忍辱(にんにく)

精進(しょうじん)禅定(ぜんじょう)智慧(ちえ)の六つを指します。

これは、菩薩が涅槃(ねはん)の世界に入るために修める六つの行のことです。

という、一般的な定義はさておき、私たちの日常に何か益することが

あるのも事実です。

自分ならどうやって取り入れるかという観点から眺めてみるのも

いいのではないでしょうか。

― 精進(2) ―

(六波羅蜜の話 8 より続き)

その一方で民間でも、冠婚葬祭やお盆等において、

一般家庭や料理屋でも(精進料理が)作られるようになりました。


料亭などの精進料理は、グルメ志向の一角をなすことさえあるので、

時として、本来の精進料理(仏教の食事に関する概念)とは対照的

なスタンスを取ることもあります。


精進料理が本格的に発達したのは、鎌倉時代以降と言われます。

平安時代までの日本料理は、魚や鳥を用いてはいましたが、

基本的に薄味で、調理した後に各自で調味料を用いて味を調節するなど、

料理としては未発達な部分も多くありました。


それに比べて、禅宗の精進料理は、菜食ではありますが、

身体を酷使するので塩分を欲する武士や庶民にも

満足のいくようなしっかりとした味付けがなされていました。


味噌やすり鉢といった調味料や調理器具、あるいは根菜類の煮しめといった

調理技法は、それ以降、日本料理に取り入れられることになります。


また、豆腐、高野豆腐(凍豆腐)、コンニャクなどの食材も、

精進料理の必須材料として持ち込まれたと考えられます。



曹洞宗では、開祖の道元禅師が宋に仏教を学びに渡った時、

阿育王山の老典座との出会いから、料理を含めて日常の行いそれ自体が、

仏道の修行だと知ったことから、料理をしたり、食事をすることは、

特に重要視されています。


例えば永平寺では、料理を支度することが重要な修業の一つであり、

食事を調える「典座寮」という部署の責任者である「典座(てんぞ)」は、

重役の一員に数えられています。

また、懐石料理は精進料理から派生したものです。




参考サイト

大本山「天龍寺」の庭園内にある「篩月」、
ちょっと他では味わえない精進料理のお店です。
http://www.kyoto-tv.com/ara_sag/2970/2970.htmlをご覧下さい


ごま豆腐は「天下一」と賞され、「精進料理の明道尼」として知られます
http://artsvillage.jp/gesshingi_off/top.htmlをご覧下さい


大徳寺精進料理
http://www.daitokuji-ikkyu.jp/contents/syoujinryouri.htmlをご覧下さい
ラベル:六波羅蜜 精進
posted by りらくん at 15:40| Comment(0) | りらくんのお寺むだ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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